当社が開発したボール式熱交換器自動洗浄装置「XAC」についての
非常にマニアックなお話です。
これまで冷凍機の凝縮器をターゲットにしてきたXAC。
何故蒸発器ではなく、凝縮器だったかと申しますと、
ある定説があったためです。
(既にマニアックですみません)
その定説とは・・・
『蒸発器は汚れない!! ビシッ(>o<)>』 というものです。
その根拠はほとんどのケースで開放式循環システムを採用する凝縮器と比べ、
密閉回路である蒸発器は循環水(冷水)の濃縮が無いため
水質が悪化しないからという至極論理的なものでした。
しかしながら今回も弊社のスクープ営業マン中山が
今までの定説を覆す証拠映像を撮影してしまいました!!
きっかけはあるお客様からの有難いお言葉からでした。
そのお客様は工場内のあらゆる凝縮器に
XACを導入して頂いてましたが、
さらなるCO2削減を求め
追加でXACを設置可能な設備の調査依頼を頂きました。
調査の結果蒸発器の汚れで
効率が下がっている可能性が大きい事が判明し、
即座に蒸発器にもXACを設置して
洗浄を自動化する判断を下されました。
試運転当日を迎え、
定説を覆すかもしれない事に期待と不安の両方を抱えつつ
中山がボール手動投入のスイッチを押した40秒後・・・
定説は覆りました・・・。
↓衝撃の試運転時映像はこちら↓
見て頂くとおわかりの通り洗浄ボールが熱交に到達し、
洗浄を始めた途端に冷水が完全に濁ったのです。
これは熱交についていた汚れをボールが掻き出した為に起こった現象です。
その濁り方は前回見て頂いた凝縮器の物をはるかにしのぐ状況で、
蒸発器がいかに汚れていたかを示しております。
定説を崩すも何も・・・
試運転前から汚れている事はわかっていたんですけどね(#^^#)
結論:凝縮器にはXAC、蒸発器にもXAC
新型コロナウイルスの影響で益々働き方改革が求められている昨今。
洗浄の自動化もその一つのヒントになるのでは?
との思いで今回情報提供させて頂きました。
今後も不定期で役に立つ情報を発信していきます。
熱交の汚れから地球の未来を考える企業、フロンティアテクノロジーでした。
製品についての詳細、導入事例が掲載されています。
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